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コストダウン実践コース

改善の標準化による徹底したコストダウンとモノづくり競争力強化

スケジュール等

ねらい

企業の競争力を強化できるよう徹底した製造コストダウンを図るために、必要な考え方や手法を学びます。

すすめ方

・講義・机上演習・事例研究等を有機的に組み合わせて、実践的・具体的に研修をすすめます。
・参加者交流会等を通じて、異業種の方との情報交換・経験交流をすすめます。

研修時間 ・1日目 10:00~17:00
・2日目  9:30~16:30
対象者

・製造・生産部門の管理・監督者、担当者
・生産管理、生産技術などのスタッフ部門の方

※製造業からの参加を前提に講座を進めます

参加費(税込)
1名につき
賛助会員企業 341,000円
未会員企業  429,000円
定 員 36名
その他 ※給付金申請用スケジュール(66期 開催予定スケジュール/PDF)


カリキュラム

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 開講課程 

【オンライン

(収録)配信】

4月24日(水)〜

5月31日(金)

配信(1) 開講式(挨拶)・オリエンテーション


配信(2) 講演「グローバル金融経済の見通し」

          BNPパリバ証券(株) 

           経済調査本部長チーフエコノミスト 河野 龍太郎 氏


配信(3) 講演「ウィニングカルチャーとエンゲージメント」

          (株)チームボックス 代表取締役

          日本オリンピック委員会(JOC)サービスマネージャー

                            中竹 竜二 氏 

 第1単元 

5月 8日(水)

   9日(木)

日本の製造業を取り巻く環境変化と問題認識 (1日目)
~IoT、現場、人材を中心に~ 
コストダウンによる競争力強化
 1.収益力・競争力に繋がるコストダウンの捉え方
 2.コストダウンの実践におけるマネジメント【演習】
 3.コスト計算の原則と企業体質の評価
 
コストダウンの基本となる5Sの進め方と定着のポイント(2日目)
 1.企業体質の強化とムダ・ムラ・ムリの廃除
 2.自社における5Sの定義と社内への周知が成功の鍵
 3.5Sの失敗例・成功例
 4.ゲームで学ぶ5Sのポイント【演習】
 5.5Sを活用した現場の改善【事例紹介】

  

<参加者交流会〜名刺交換〜>(1日目17:15〜18:15)

 第2単元 

6月18日(火)

  19日(水)

検査と予防の二刀流で進める品質改善のポイント
 1.品質を設計品質と製造品質に分ける
 2.検査と予防を組み込んだ生産ライン
 3.思い込みを排除し数値とグラフで見る
 4.統計は平均と標準偏差で十分
 5.QC手法を問題解決に活かす【演習】
 6.品質改善活動の進め方と事例紹介

  
個別原価の捉え方とコストダウンへの応用
 1.モノづくりでは個別原価をつかむ
 2.製造原価を分解する
 3.いかにして個別原価を把握するか【演習】
 4.個別原価をコストダウンに活かす

  

<参加者交流会>(1日目17:45〜19:45)

 事前動画 

MDMAICを活用した改善の実践
Mission(使命) Define(定義) Measure(測定) Analyze(分析) Improve(改善) Control(定着)

 第3単元 

7月18日(木)

  19日(金)

IE・VEの考え方と改善のポイント(1)
 1.IEにより現在の作業方法を改善する
 2.VEにより設計・システムを見直す
 3.IE・VEで使われる5つの評価項目
 4.「MDMAIC」による改善の標準化
 5.モノの流れに着目した分析【演習】

 第4単元 

8月 8日(木)

   9日(金)

IE・VEの考え方と改善のポイント(2)(1日目)
 1.運搬に着目した分析
 2.人・設備の稼働に着目した分析【演習】
 3.作業時間に着目した分析【演習】
 4.納期短縮につながる作業手順の検討【演習】
 5.生産管理の様々な技法

  
コストダウンを実現する現場改善のすすめ方(1)(2日目)
 1.コストダウンを実現する現場改善のポイント
 2.改善案を比較・検討する上での考え方
 3.ケースで考える現場改善【演習】
 4.改善の標準化(MDMAIC)の実践【課題】

 第5単元 

9月19日(木)

  20日(金)

コストダウンを実現する現場改善のすすめ方(2)(1日目)
 1.MDMAIC実践(課題)へのフィードバック
 2.MDMAICの事例から考える現場改善【演習】
 3.投資回収と改善案実行の留意点
 4.IE・VEによる改善のまとめ

  

IoT活用の実態とIoT導入のポイント(2日目)
~改善活動での最適なIoT活用の実践~
 1.IoT活用の具体的な事例
 2.IoT導入の全体像とプロセス
 3.品質向上+品質強化のためのIoT化
 4.生産性・可動率向上のためのIoT化

修了レポートの提出(提出期限 10月17日)

 第6単元 

10月24日(木)

   25日(金)

トヨタ生産方式に学ぶコストダウンのすすめ方
 1.トヨタ生産方式の2本柱(自働化・ジャストインタイム)
 2.標準作業は改善の出発点
 3.1個流しにより変動対応力を高める
 4.標準3票を使った整流化・作業改善【演習】
 5.実需のスピードに合わせた後工程引き取り生産化
 6.かんばん方式の基本的な考え方
 7.かんばん方式の生産管理改善【演習】

 第7単元 

11月14日(木)

   15日(金)

設備保全(TPM)の実践的すすめ方(1日目)
 1.設備保全はロス防止、製造現場の体質強化に直結する
 2.設備保全とコストダウン
 3.チョコ停・チョコトラ撲滅へのステップ
 4.5S活動による設備保全のキーポイント

  

人為ミス未然防止策の具体的な考え方・進め方(2日目)

 1.人為ミスとは
 2.発生メカニズムと事例解説
 3.人為ミスの攻略法
 4.ケーススタディによる人為ミス対策の進め方
 5.人為ミス対策書の作成【演習】

 修了課程 

【全コース合同】
12月12日(木) 

講演「イノベーションを生み出す思考法」

   ~創造のプロセスをマーケティング思考の観点から~

    ケイ アンド カンパニー (株) 代表取締役社長

    元ネスレ日本(株) 代表取締役社長兼CEO    高岡 浩三 氏


講演「職場のトリセツ」 ~心理的安全性を確保する対話術~
    (株)感性リサーチ 代表取締役        黒川 伊保子 氏


修了式(優秀レポートの表彰および修了証書の授与)

修了記念パーティ


※ 緊急な要件等で予定している講師に出講いただけないこともございます。

前期受講生の声

・“感覚的なやりづらさ”や“ムダ”を感じていた作業を定量的に見ることで、意識が変わった。また、アプローチの方法も幅が広がったと感じる。


・IEの考えに準じた改善の手法を学んだことで、製造現場で起こっている事象や問題点を様々な角度で分析することができるようになったと感じる。普段、何げなく見ている行動にも問題点を見つけ出す意識ができた。

コース講師陣 (50音順)

・河野 宏和 氏 (慶応義塾大学大学院 経営管理研究科 特任教授)

・冨澤 祐子 氏 (中部産業連盟 主任コンサルタント)

・西村  仁 氏 (ジン・コンサルティング 代表/生産技術コンサルタント)

・松井 順一 氏 (コンサルソーシング 代表取締役)

・山田 浩貢 氏 (アムイ 代表取締役)

・吉田 俊貞 氏 (SPMライズコンサルティング シニアコンサルタント)

・吉本 一穗 氏 (早稲田大学 名誉教授/グローバル生産・物流コラボレート研究所 顧問)

お問い合せ先

公益財団法人 九州生産性本部 (担当:田村・鳥取部)

福岡市中央区渡辺通2丁目1-82 電気ビル共創館6階
TEL 092-771-6481
FAX 092-771-6490

    

     

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Phone : 092-771-6481 FAX : 092-771-6490 E-mail : support@qpc.or.jp

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