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ごあいさつ
九州地域経済の更なる生産性向上への貢献
公益財団法人九州生産性本部 会長〔西部ガスホールディングス(株) 代表取締役会長〕 酒 見 俊 夫 氏

わが国経済は、資源価格の高騰や円安等が企業活動や家庭生活に様々な影響を及ぼしており、世界経済の減速懸念やウクライナ情勢等も相まって先行きの不確実性が高まっている状況と言えます。長引くコロナ禍の中で、社会経済活動は広がりを見せてはいるものの、未だ回復の途上にあり、今後も十分注視する必要があります。
九州経済も依然厳しい状況ではありますが、景気は緩やかに回復しています。しかし、九州においても人口減少、少子高齢化が各地で進み、労働力不足が懸念されております。
また、ワークライフバランス、コロナ禍による新たな生活様式等多くの変化に企業が対応するためにも、これまで以上に生産性の向上が必要になります。そのためには、DXの推進、AIの活用等を進めることが、より重要となってまいります。
しかし、いかに効率化が進んでも企業の成長を支えるものは人の力、人材です。九州生産性大学の修了者はこれまでに28,600名を超え、現在、各地域・各企業のリーダーとして活躍しております。
我々は人材を開発する総合的な育成機関として、微力ではございますが、九州地域経済の更なる生産性向上、活性化に貢献してまいりたいと考えております。
皆さまの積極的なご参加をお待ち申しております。
新たな価値を創造するイノベーション人材の養成
九州生産性大学経営講座 理事長〔(株)安川電機 代表取締役会長兼社長〕 小笠原 浩 氏

AI、ロボティクス、クラウドコンピューティングの進展や5G、IoTによる情報通信ネットワークの発達により、新しい技術革新がますます進展し、経済社会の大きな変化を引き起こしています。
また、各国による先端技術の開発競争が過熱する中、あらゆる分野においてDXの取り組みが加速化し、企業はデータやデジタル技術の活用によって、組織やビジネスモデルを変革し、価値提供の方法を抜本的に変えていくことが求められております。
世界情勢が不透明な中で、熾烈なグローバル競争を勝ち抜くためには、急速に変化する経営環境に適切に対応することは勿論、新たな市場や価値を創造しイノベーションを起こす人材の養成が必要不可欠です。
65期の本大学は、階層別や経営機能別のコースのほか、データ経営の推進に資するコースなど、全12コース・14教室編成にて開講いたします。
日常業務を離れての長期研修は、新たな知識や体系的な理論の修得に留まらず、異業種の仲間との多様な価値観の交流により違う視点や考え方などに気づきを得るとともに、柔軟な思考や発想を生み出し、新たな挑戦へのエネルギーともなります。
企業革新を推進し、未来を拓くリーダーの養成に本講座を是非ご活用いただきたくご案内申し上げます。