現在の国内経済情勢を見渡すと、企業業績は回復傾向にあります。その一方で、海外情勢の不安定さ
や米国の関税強化、慢性的な人手不足に加え、食品やエネルギー・原材料をはじめとする様々な物価の
上昇が続いています。
このような環境の中で、今次春闘において賃上げ要求を実現するためには、自社の支払能力を踏まえた客観的かつ根拠ある数値に基づき、論理的かつ戦略的に経営側との交渉を進めることが求められます。
そのためには、労組幹部が自社の財務諸表を正しく読み解き、経営実態を的確に把握する力を身につけ
ることが不可欠です。
本セミナーでは、労組幹部として、経営側と交渉経験を持つ前川敏幸氏が、“春闘に活かす”ことを目的に、財務諸表の分析を通じて賃金交渉に活かせる重要なポイントをわかりやすく解説します。

１．労組役員なら知っておきたい財務諸表の見方と経営分析
　　（１）貸借対照表の見方　～財務状況のチェック～
　　（２）損益計算書の見方　～利益のチェック～
　　（３）キャッシュフロー計算書の見方　～手元現金のチェック～
　　（４）経営指標の計算と経営分析　～実際に財務諸表から経営分析してみよう～
２．春闘要求の根拠となる「損益分岐点」「付加価値生産性」「労働分配率」
　　（１）損益分岐点とは何か
　　（２）付加価値生産性とは何か
　　（３）労働分配率とは何か
３．経営分析を踏まえた春闘要求とこれからの労使協議のあり方
　　（１）企業業績、経済状況を踏まえた具体的な要求水準の考え方
　　（２）定昇とベースアップ、昇給昇格、賃金表の意義、賃金カーブの補正

　　※当日は電卓をご持参ください

■参加者変更を希望される場合

お申し込み後に参加者を変更される場合は、お電話にてご連絡ください。

当方にて申込データを修正いたしますので、再度お申込確定メールに記載の参加証URLを開いていただければ修正された参加証を入手いただけます。

■キャンセルを希望される場合

開催日10日前までは、お申込み確定メールに記載のURLよりWEB上でキャンセル処理が可能です。

開催日10日以内のキャンセルにつきましては、お電話でのみ受け付けます。

なお、お客様のご都合により研修・セミナーお申し込み後にキャンセルされる場合には、以下のキャンセル料を申し受けます。ご返金が発生した際には、払込手数料を差し引いてご返金いたします。
〈キャンセル料〉
（１）開催日２日前まで　…　なし
（２）開催日前日（営業時間内）　…　受講料の50％
（３）開催日前日17：30以降～当日　…　受講料の100％

　※前日が土日祝日にあたる場合は、その前営業日が前日となります。

　※営業時間（9：00～17：30）以降のご連絡は、翌営業日とみなします。

■中止・延期について

講師の急病や天災・人災などの災害といった不可抗力により、止むを得ずセミナーを中止・延期する場合がございます。その際は、ホームページにてご案内するとともに、セミナー申込連絡担当者の方へ電話もしくはメールにてご連絡いたします。なお、中止の場合、受講料は返金いたしますが、それ以外の補償は行いません。

■受講料のお支払いについて

原則として、開催前日までにお振込みにてお支払いください。



　　　　　　※ご不明な点がありましたら、Q＆Aを参照いただくか、電話にてお問合せください。

公益財団法人　九州生産性本部　（担当：池野）