九州生産性大学実施レポート(2)
ー緊急事態宣言を受け8月はハイブリッド開催ー
「キャリアデザインコース8月講座」 ~ハイブリッド開催~
生産性大学経営講座は、7月末からの急激な新型コロナ感染者数増加と参加者の安全面を考慮し、
8月講座は全コース、通学講座から来場できない方へ録画配信、完全オンライン、ハイブリッド(通学+オンライン)のいずれかに切替えて開催。
今回は、8月20日(金)にハイブリッドで開催した「キャリアデザインコース」についてレポートする。
キャリアデザインコース8月講座は、メンバー26名中、半数の13名がオンラインで参加。
今月は、女性が苦手と言いがちな「論理的思考と問題解決力」がテーマ。
最初は簡単に、10種類のスポーツをロジックツリーを使って分類。
室内・屋外、個人・チーム、など、定番の分類項目が出てくるなか、
今年らしい“オリンピック競技かそれ以外”という旬な分類の回答も出た。
論理的思考とそれを可視化するフレームワークを学んだ後は、それを問題解決に活かす練習。
最後は、問題解決で見えてきた改善点や考えた解決案を上司やチームメンバーに論理的に伝える話法
とどんどん上級レベルになっていく。
ハイブリッド運営も新たに一工夫。
少しでも一体感が出るよう、グループワーク中は、オンラインのグループ風景をスクリーンに投影。
声は聞こえないが、楽しそうにワークを進めている風景が見えることで、
会場は6月のハイブリッド開催以上に活気づいた。
「論理的思考は苦手」「自分の意見を伝えるのは苦手」と言っていたメンバーが、
最後は根拠やデータをもとに客観的に、でも自分の気持ちも伝えつつ、改善案やそれが無理な場合の代替案までを、敵を作ることなく言えるスキルを身に付けた1日となった。
次回9月講座は、見つけた問題をチームで改善展開するための「改善力」、日常業務に振り回されず改善や未来の時間を作れる「段取り力」について学ぶ。
(キャリアデザインコース:三小田・松尾)
2021年8月20日