生産・物流分野一覧 > 「本物の5S」と「見える化」による現場改革・改善の実践展開法
(事業活動総合案内 No.63)
「本物の5S」と「見える化」による現場改革・改善の実践展開法
~「本物の5S」が組織風土と現場を変える~
スケジュール等
開催日 |
2024年10月16日(水) 10:00~17:00 |
---|---|
会場 |
九州生産性本部セミナー室 |
講師 |
西澤技術士事務所 所長 西澤 和夫 氏 |
対象者 |
5s活動の定着・活性化に腐心されている方及びこれから取り組みになる企業の方 製造・生産部門の管理者、監督者、担当者 生産現場のリーダー、改善リーダー |
参加費(税込) 1名につき |
九州生産性本部会員企業 29,700円 九州IE協会会員企業 29,700円 |
会場設営・定員 |
学校形式・32名 |
詳細案内 |
ご案内
生産現場ではデジタル化によってコミュニケーションが低下し、働く人同士のつながりが希薄になった結果、多くの企業で組織力や仕事の質が低下しています。一方、熟練工の退職、非正規社員・新入社員の増加などにより現場力が低下し、ムダとクレームが多発しています。
このような危機を乗り切るためには、全員参加運動によって現状を打破することが必要であり、そのためには、「本物の5S」と「見える化」を導入・徹底活用して、「人材育成」「組織力・現場力の強化」「品質の向上」「7つのムダとり」等による現場改革に取り組むことが必要です。
本セミナーでは「本物の5S」「見える化」のこれまでの進め方に加え、新たな展開、さらに継続した活動につなげる実践法を、講師の指導実績に基づく事例やフォーマット並びに講師の著書「5S導入ハンドブック」を使用しながら、わかり易く、また明日から即実践できるように解説いたします。
講座内容
1.企業競争に生き残るために「本物の5S」の新たな展開が必要だ!
(1)いま、「本物の5S」の新たな展開の必要性が高まっている
(2)「本物の5S」の基本目的と3原則・行動ルール
(3)「本物の5S」で企業風土を再構築して一体感を醸成する
(4)生産現場の3礼で作業のPDCAを回し快善を実践する
(5)「本物の5S」の定義とは何か
(6)新たな時代に生き残るためには「躾(しつけ)」が必要!
2.「本物の5S」と「見える化」の段階別導入・定着の進め方
(1)「本物の5S」と「見える化」導入の基本プログラムと準備事項
(2)「本物の5S」の効果的な導入・定着の進め方
~「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「躾(しつけ)」の個別ステップ~
【フォーマット】「5S導入基本プログラム」「整理基準表」
(3)「本物の5S」の導入から定着への成功事例紹介
(1)夜店方式から直角方式へ改革し探すムダをなくす
(2)「あ・じ・か・げ・ん」の活用で「人づくり」を徹底する
3.オフィス改革への「本物の5S」と「見える化」の導入法
(1)ワンベストとシングルファイリングでオフィスを「見える化」する
(2)オフィスワークを標準化し、人づくりに展開する
(3)フリーデスクの導入で進化する職場体質をつくる
4.「本物の5S」と「見える化」による快善力強化の実践法
(1)「本物の5S」にはモノづくり企業を改革するパワーがある!
(2)「本物の5S」から快善活動に展開する
~「5S点検とチェックリスト」と「5S実践計画表」の活用法~
【フォーマット】「5S点検チェックリスト」
(3)「5S快善展開表」から「5S実施計画表」への展開法
【フォーマット】「5S快善展開表」「5S実施計画表」
5.「本物の5S」の停滞・マンネリ化を防ぐ有効な対策とは
(1)「本物の5S」が停滞・マンネリ化した職場の問題点とは何か
(2)なぜ「本物の5S」が定着せずにマンネリ化するのか?
(3)「本物の5S」の停滞・マンネリ化を打破する具体的な対策はこれだ!
~「5S停滞を打破する快善対策一覧表」と「5S快善チェックリスト」の活用法~
【フォーマット】「快善対策一覧表」「5S快善チェックリスト」
6.「見える化」で職場の問題解決力スピードアップ
(1)「本物の5S」から「見える化」への実践展開法
(2)「見える化」は「本物の5S」からはじめ、工程管理に展開せよ
7.「本物の5S」と「見える化」による「ムダとり」への実践展開法
(1)「本物の5S」活用による「7つのムダ取り」で生産現場から利益を生み出せ
・「取り置き」のムダとり
・「レイアウト」のムダとり
・「運搬」のムダとり
・「手持ち」のムダとり
・「品物を探す」ムダとり
・「作業中断」のムダとり
・「検査」のムダとり
8.「本物の5S」と「見える化」の更なる展開
~快善力強化と儲かる工場づくりを目指す~
※講師の著書「5S導入ハンドブック(かんき出版)」をテキストに使用いたします。
(当日配布いたします)
講師紹介
西澤技術士事務所
所 長
西澤 和夫氏
1969年三井造船(株)に入社し、産業機械や建設鉱山機械の開発・設計に従事する。その後米国系大手産業機械メーカーに勤務し、新製品開発・マーケティング・生産管理・品質保証・生産技術・技術サービス等を担当し、国内海外の多数の取引企業の技術・品質指導等に携わる。その後、大手コンサルティングファームにてチーフコンサルタントとして5S・見える化・新製品開発・品質保証・生産改善・生産革新、管理・監督者育成、問題解決技法の導入など豊富なコンサルティング指導実績を持つ。
2001年西澤技術士事務所を設立。
【資 格】
技術士(経営工学)、中小企業診断士、経営士、品質管理学会正会員
【著 書】
「5S導入ハンドブック」「工場長と生産スタッフのための!生産現場改革」「生産現場が変わる!リーダー力強化ハンドブック」「儲かる生産現場強化マニュアル」「生産管理ハンドブック」「現場で役立つQC工程表と作業標準書」など
申込にあたり確認事項
■参加枠のご予約について
参加者が確定していない場合は、確実に参加いただけるよう参加枠の予約を受け付けております。
参加枠予約の有効期間は、開催4週間前までとなっておりますので、それまでに正式申込手続きをお願いします。
■参加者変更を希望される場合
お申し込み後に参加者を変更される場合は、お電話にてご連絡ください。
当方にて申込データを修正いたしますので、再度お申込確定メールに記載の参加証URLを開いていただければ修正された参加証を入手いただけます。
■キャンセルを希望される場合
開催日10日前までは、お申込み確定メールに記載のURLよりWEB上でキャンセル処理が可能です。
開催日10日以内のキャンセルにつきましては、お電話でのみ受け付けます。
なお、お客様のご都合により研修・セミナーお申し込み後にキャンセルされる場合には、以下のキャンセル料を申し受けます。ご返金が発生した際には、払込手数料を差し引いてご返金いたします。
〈キャンセル料〉
(1)開催日前日12:00まで … なし
(2)開催日前日12:00~17:30 … 受講料の50%
(3)開催日前日17:30以降~当日 … 受講料の100%
※前日が土日祝日にあたる場合は、その前営業日が前日となります。
※営業時間(9:00~17:30)以降のご連絡は、翌営業日とみなします。
■中止・延期について
講師の急病や天災・人災などの災害といった不可抗力により、止むを得ずセミナーを中止・延期する場合がございます。その際は、ホームページにてご案内するとともに、セミナー申込連絡担当者の方へ電話もしくはメールにてご連絡いたします。なお、中止の場合、受講料は返金いたしますが、それ以外の補償は行いません。
■受講料のお支払いについて
原則として、開催前日までにお振込みにてお支払いください。
■同業の方のご参加、プログラムの転用はご遠慮ください。
申込要領
※ご不明な点がありましたら、Q&Aを参照いただくか、電話にてお問合せください。
お問い合せ先
公益財団法人 九州生産性本部 (担当:安永)
TEL 092-771-6481