九州労使フォーラム 登壇者のご紹介
九州労使フォーラム(11/26)へご登壇!
農業生産法人 株式会社オキス(鹿児島)のご紹介
「薩摩の恵みを世界へ」を合言葉に、自社農場での青果生産、加工、商品化、販売、配送までを独自の技術で行っている農業生産法人(株)オキス。
来月の労使フォーラムにて、ご登壇頂く「岡本雄喜氏」に農場を案内頂くと共に、自社の強みについても語って頂いた。
◆オキスの強み
オキスの農場の広さは、約100ヘクタール。
サッカー場に換算すると、約150個分のスタジアムの広さを誇る農場を活用して、各種野菜などを生産している。
この時お話を聞かせて頂いただけでも、ごぼう、ケール、ベビーリーフ、じゃがいも、有機栽培しいたけ、
サツマイモなど、多品種を生産されていた。
「以前はこの地域一帯は野菜の生産は行っていたものの、独自で加工・販売する技術は持っておらず、
そのままの1次製品を届けていた。しかし、それでは農家の利益に繋がらない。」
岡本氏は、丹精込めて作った作物だからこそ適正に評価され、
生産者がきちんと利益を得られる農業になるよう、今の事業の形を模索されていった。
なかでも、オキスの「乾燥野菜」の技術は、他にはない独自の技術だそうで、
大手食品メーカーや大手菓子メーカーを顧客に持ち、
同農場で栽培加工された野菜たちが、全国の我々消費者の元にやってくるというから驚きである。
(写真はケール栽培風景。これらが青汁となり家庭に届く。)
◆オキスが抱える課題
そんなオキスの悩みとしては、”地方企業”故に、「人材がなかなか集まらない」ということ。
岡村氏曰く、
「地元の高校生たちは、卒業後地元を離れる人がほとんどであり、
就職で地元に帰ってくるとしても、働き口が限られてしまうため、
我々が雇用や働きやすい会社づくりを目指していくことが求められている。」
「ただ、経営幹部や、DX人材、マーケティング人材の活用は喫緊の課題であったため、
「副業・兼業」を活用して、大企業の専門職の方に月に数回オンラインを活用して、
自社の戦力になってもらっている」
「副業・兼業の可能性が広がってきたことで、
今まででは考えられなかった利点が増えており、一方で、苦労しながら取り組んでいる部分もある。」
と話す。
そんな様々な課題や可能性も模索しながら、薩摩の恵みを世界に届けるために日々奮闘する
岡本氏の生の声を聴けるチャンスは下記をチェック。
<九州労使フォーラム2021>
▼詳細・お申込みはコチラから▼
https://qpc.or.jp/seminar/_2103/_2855.html
本年は、Zoomオンラインを通して、
副業・兼業人材の活用とその実際について、パネルトークを実施していきます。
<排出側視点><受け入れ側視点><実践家・専門家視点>として、3名の方に登壇を頂き、
メリットとデメリットの両側面について考える機会とします。
上記URLより、是非お申込・ご参加をお待ちしております。
(事務局:中尾)
2021年10月18日